デザイン注文住宅・シックハウス症候群対策：株式会社トラスト建設

シックハウス症候群対策

デザイン注文住宅

シックハウス症候群対策

建売住宅は決まった間取りや周辺環境との生活スタイルがあらかじめ決まった形において創られたものを、自分自身の生活スタイルに重ね合わせ、住まいを選ぶ感覚で皆様は購入されていると思われます。
そのような建売住宅に対し、弊社の注文住宅は皆様と御一緒に大切な住まいを隅々まで考え、建売住宅では実現できないお客様それぞれのこだわりと夢を実現出来る独創的で健康にもよい快適な住まいのご提供をさせていただいております。

シックハウス問題の対応について、性能表示制度（任意）ではなく、建築基準法（義務）で室内空気質の改善させるべきとの世論が強まってきました。
化学物質の室内濃度は、建築物の構造上の条件のほか、気象条件（温度、湿度、風速、日射等）や開口部の開閉、家具の設置等によりかなり変動します。
夏季の厳しい条件や、家具の設置によっては、従来の最も低い放散量レベル（0.5mg/L以下：今後F☆☆☆と表示）の建築材料で構成された室内においても、いつでも厚生労働省の指針値0.08ppmが満足できるとは言えないことがわかってきました。

シックハウスとは？

外に出ると元気になる・・・つまり家を離れると回復するのが“シックハウス症候群” と言われています。主な特徴として、吐気、目がチカチカする、だるい、咳が出る、頭が痛い、アレルギー症状（アトピー性皮膚炎など）が悪化する・・・と言われています。

シックハウスの原因は？

主に住宅の化学物質の濃度が原因と言われています。化学物質の中でも主原因と言われているのは、ホルムアルデヒドとVOC（トルエン・キシレン・マチレン・エチルベンゼン）で、どちらも揮発性物質です。VOCは沸点が50゜以上で揮発しますが、ホルムアルデヒドは50゜以下（-21゜でも）揮発します。
また、カビやダニハウスダストも原因の一つと言われています。

生活の中の主な化学物質発生源

家具・たばこの煙
建具・蚊取線香の煙（殺虫剤）
電化製品・防虫剤、防カビ剤
事務用品・芳香、消臭剤
自動車関連商品・接着剤
空調機・ワックス
難燃化剤
塗料
白アリ駆除用の防虫剤
灯油

建築基準法改正（平成１４年７月１２日公布）

法第二十八条に次の一条を加える

（居室内における化学物質の発散に対する衛生上の措置）
法第二十八条の二　居室を有する建築物は、その居室内において政令で定める化学物質の発散による衛生上の支障がないよう、建築材料及び換気設備について政令で定める技術的基準に適合するものとしなければならない。

施工期日と適用建築物

平成15年7月1日以降に着工する建築物に適用されますが、確認申請や建築主との契約を考慮し、7月の数ヶ月前には、改正建築基準法を満足する設計が要望されることも想定されます。

改正基準法のポイント

クロルピリホスの使用禁止！
ホルムアルデヒドを出す恐れのある内装材料の使用制限！
換気設備の義務化！

対象物質は2物質だけですが、今後規制対象を広げ、規制強化の方向に進むことが予想されます。
規制すべき部分は、全ての建築物の居室ですが、規制は各室ではなく住戸単位です。（計画換気の単位に、建材規制の対象を合わせています。）
室内のホルムアルデヒド濃度を厚生労働省の指針値0.08ppm以下にすべく、建築材料の仕様と使用面積制限、並びに換気設備の設置を義務づけています。規制の基準は、化学物質の室内濃度そのものでもなく、また、いかなる場合においても測定濃度が指針値を超えないということを保証するものでもありません。
ホルムアルデヒドを発散する恐れのある建築材料については、JISJAS規格品または、大臣認定品でなければなりません。

詳しい運用や技術基準などはこれから決まっていきます。改正基準法に適した資材等についても、各メーカーも準備段階なので、追ってご案内させていただきます。